その他の手続き

不動産や株式、預貯金、自動車のように大きな財産の名義変更は比較的意識が高く、早く済まそうとします。
しかし、一見重要でなさそうなその他細々した名義変更は後回しになってしまい、気付いた時点で毎度手間をとられてしまうことが多くあります。
面倒に感じてしまう前、大きな問題になる前に速やかに済ませておきましょう。

 

 

借地、借家

地主・家主に対し、相続による借家権、借地権の相続の旨を通知して契約書の名義を書き換えてもらう。

電話加入権

最寄りの営業所に相続による加入権承継手続きをします。
その際、亡くなった方及び新名義人の戸(除)籍謄本、印鑑が必要です。

貸金債権

債務者や保証人に相続による承継通知をします。

生命保険金

該当する生命保険会社へ生命保険金交付請求をします。
生命保険金請求書、生命保険証券、死亡診断書、印鑑証明書、戸籍謄本、除籍謄本などが必要となります。

死亡退職金

被相続人が勤務していた会社に死亡退職金支払請求をします。

絵画、貴金属等の動産

特許権、意匠権、商標権、実用新案権
特許庁へ相続による登録移転申請をします。移転申請書、戸籍謄本、除籍謄本が必要です。

電気・ガス・水道

最寄の各営業所へ使用者変更による名義変更します。

NHK受信料

使用者変更よる名義変更します。

名義変更や解約が遅れて、もらえるはずのものがもらえなかったり、支払わなくても良いものを継続して払ってしまうことも多くありますので注意しましょう。

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